必須

葉酸は新鮮な生野菜にたっぷり含まれている

葉酸が見つかったのはほうれん草がきっかけとなりました。
それ以降も緑色の野菜に多く含まれている事から、葉酸を必要とする妊婦は野菜をたくさん食べるのもおすすめです。
ただし葉酸は熱と水に弱い性質があるため、効率よく摂取するには調理法に工夫が必要です。

葉酸は緑色の野菜に多く含まれています。
ほうれん草、ブロッコリー、枝豆、モロヘイヤ、かぼちゃなどが多く含まれる事で有名です。
葉酸と呼んでいますが、実は水溶性ビタミンBの一種でもあります。
水溶性のビタミンは水に溶けやすい事と、熱に弱いため加熱調理をすると成分が損なわれてしまいます。
このため野菜から摂る時は、生のまま食べるのが理想です。

生のままでも食べられる野菜はありますが、ほうれん草はシュウ酸を多く含むのでたくさん食べる場合は注意が必要です。
枝豆、ブロッコリー、かぼちゃ、は生のまま食べるのが難しいので調理をしたいといけません。
茹でて食べる場合は長時間茹でずに、短時間でサっと済ませます。
生で食べるのが難しい食材は茹でると、茹で汁に成分が溶け出してしまうので、汁ごと飲めるスープがおすすめです。

水を使わなければ多少熱を加えても成分が溶け出す事はないため、蒸し料理がおすすめです。
タジン鍋はダイエットにも人気ですが、水を使わずに蒸し料理が作れるのでおすすめです。
生のまま食べるならサラダが一番ですが、栄養バランスも大切ですから、ほかの野菜もたくさん取り入れてください。

茹でても葉酸が豊富な野菜に、あさつき、アスパラガス、枝豆、オクラなどがあります。
アボカドは生でも100グラムあたり84マイクログラムと含有量は少ないですが、栄養が豊富ですしボリュームがあるのでサラダで食べても満足感を得る事ができます。

効率よく摂取したい場合は、ミキサーで野菜ジュースにして飲むのもおすすめです。
生のまま使えるので葉酸を損なわずに済みますし、他の果物などと混ぜれば味も美味しくなります。

新鮮な生野菜から取り入れるのが便利ですが、毎日続けやすい方法を見つけてください。